こんにちは。ノナカですよ。
今回もハコ通信に掲載されているクリエイターのインタビューをもっと掘り下げて公開していきますよ。
5回目のクリエイターはSYS☆TUNa様です。
【クリエイター】SYS☆TUNa様
Twitter:https://twitter.com/araihumatunakal
「愛と死、生命と宇宙」をテーマに造形を中心に制作されている作家様です。
独特な手触りの作品と目が離せなくなるような世界観がとても素敵です。
そんな素敵な作品を作られるSYS☆TUNa様にインタビューしていきたいと思います!
【自己紹介と、実績・経歴や参加展示などの情報を教えてください。】
■プロフィール
1986年埼玉県出身。
2008年からSYS☆として活動開始。
造形物を主体とし、絵やグラフィック等を作成。
「愛と死、生命と宇宙」がテーマ。
2014年より「陰鬱旅団展」「ゴシックホラー展」「死霊たちの夏展」を主催。
ギャラリー展示、他作家様とのコラボ、ご依頼品の作成などの活動をしている。
■経歴
■2017年
1/22~28『死季彩々』@箱の中のお店
2/26『りょなけっと7』@東京卸商センター3F展示場
5/27『第12回 ARTiSM MARKET 2017東京-夏』@東京都立産業貿易センター台東館 4F
6/~~11『奇妙なキノコの展覧会』@Cafe Gallery 幻
7/13~23『濡女展』@大怪店
8/12~19『グロ灯篭展&グロ金魚すくい』@廃道楽
8/21~8/26『死霊たちの夏』展@銀座Stage-1
9/20~10/2『とある秘密展』@ギャラリー犬養 ピアノ部屋
10/15~22『創作人形展』@箱の中のお店
■2016年
1/10~ 1/24『冬の怪奇フェスタ』@箱の中のお店
3/27『第7回アーティズムマーケット』@東京都立産業貿易センター台東館 7F
5/1 『ネクロフェス』@ 木下スタジオ池袋(全館A~D)
6/19~7/2『陰鬱旅団展第三弾北海道篇』@necco
7/24『ワンダーフェスティバル2016夏』@幕張メッセ
7/26~30『真夏の夜の乱歩會』@詩とパンと珈琲モンクール
10/2『JUNX vol.8』@吹上ホール第1ファッション展示場
10/25~11/4『マジカルシンフォニー展』@銀座Stage-1
10/29~11/5『グロ水槽展』@廃道楽
11/23『第二十三回文学フリマ東京 』@東京流通センター 第二展示場
墜落する風船での参加
11/26~27『デザインフェスタvol.44』@東京ビッグサイト
「SYS☆と墜落する風船」での参加
■2015年
1/5~11『遊々展』@月光壮画室2
2/14~2/20『道ならぬ純愛展』@Art Baboo146
2/16?2/21『暗黒少女展Vol.6』@銀座モダンアート
5/16-17『Design Festa Vol.41』@東京ビッグサイト
6/2-6/14『LABO展2015』@GRIM Gallery
6/23-28『陰鬱旅団展 第二弾東京篇』@GRIM Gallery
7/4『混沌藝術展』@銀座モダンアート
8/17-8/29 個展『陰鬱』@ヴァニラマニア
8/31-9/5『妖怪展』@Stage-1
9/23 『りょなけっと4/ゆそ茶さんと合同出展』@東京卸商センター3F展示場
10/19-24『ゴシックホラー展』@銀座モダンアート
11/21-22『Design Festa vol.42』
■2014年
1/12~1/26『退廃市場2』@OZ studio gallery(東京渋谷区)
1/14~1/20『遊々展』@月光荘画室 こんぱる前室
2/6~2/11『暗黒少女展』@銀座モダンアート
2/24~3/1『銀幕座展』@銀座Gallery Stage-1
3/1 『アーティズムマーケットvol.2』@東京都立産業貿易センター浜松町館
3/20~25『銀座秘宝館』@銀座モダンアート
4/6~4/12『今様「歌舞伎絵」展』@銀座Stage-1
4/25 『ホラーラウンジ』@恵比須インダストリアルバー
5/17~18『Design Festa Vol.39』@東京ビッグサイト NO.E-138
5/26~31『半立体造形展』@銀座Stage-1
6/10~22『LABO展』@阿佐ヶ谷GRIM Gallery
6/19~24『暗黒少女展vol.3』@銀座モダンアート
7/6~12『クレイジーアート展・Crazy Art Show』
8/4~9『おばけ・妖怪・化け物展』@銀座Stage-1
9/7~13SYS☆主催『陰鬱旅団展』@化け猫屋敷
9/20『アーティズムマーケットvol.3』@東京都立産業貿易センター浜松町館
10/7~19『ダークメルヘン展2014』@GRIMGallery
10/26『JUNX OUTSIDE TOY SHOW VOL.6』@吹上ホール第二ファッション展示場
10/27~11/1『奇妙ナ庭~Plastic Garden』@銀座STAGE-1
11/8~9『Design Festa Vol.40』@東京ビッグサイト H-101
■2013年
4/9~4/20 『グリム童話展』@阿佐ヶ谷GRIMGallery
4/20 アーティズムマーケット
5/14~5/25 LABO展@阿佐ヶ谷GRIMGallery
5/18~19 DESIGN FESTA Vol.37@東京ビッグサイト
5/27~6/1 小さな恋の物語展@銀座STAGE-1
6/23-06/29エロティックグラマー展@artmania cafegallery YOKOHAMA
7/28 退廃市場@OZ Gallery
8/12~8/17幽霊展@銀座STAGE-1
9/22 YAD#3@横浜創造都市センター
10/13~10/19『ドクロ展』 @artmania cafe gellery
10/20 JUNX OUTSIDE TOY SHOW VOL.5@吹上ホール
10/22~11/2『マジカルシンフォニー展』@銀座STAGE-1,Gallery-i
■2012年
2/14~19、21~26出口入口展@Gallery Introart(名古屋)
3/31 Yokohama Art Department #1@ヨコハマ創造都市センター 3F
5/12&13Design Festa Vol.35
7/6/- 7/29 『6th 100 Artist Exhibition』@イタリア、モルフェッタ
「Sala deiTemplari」
8/18~8/24 横浜奇想サーカス3@artmania Gallery Cafe
9/16 YOKOHAMA ART DEPARTMENT #2@横浜創造都市センターB1
10/9~10/20 マジカルシンフォニー展@銀座STAGE-1&gallery i
11/10~11 DESIGN Festa Vol.36@東京ビッグサイト
12/4~9 白展vol.5~白を選ぶ2012~@ギャラリーイントラート
■2011年
2/7~13 Do Androids Dream?@銀座Pappers Gallery
5/14-15 DESIGN FESTA Vol.33
10/22~10/28横浜奇想サーカス2@artmania cafe gallery
11/12-13DESIGN FESTA VOL.34
※このインタビューは2017年11月07日に行ったものです。
独特な雰囲気の作品を多く制作されていますが、どういった時に作品のイメージがわきますか?
精神的な面からイメージが湧いてくることが多いです。
例えば、人間関係で気になることがあったり(怒りや悲しい気持ちになった時)誰かを好きになって想いが伝わらなかった時であったりが多いかもしれません。
あとは音楽を聴いて踊っているとき、ライブに行った時などにふとイメージが舞い降りて来ます。
特に立体作品は圧倒される存在感があります。手に取られた方に飾ってほしい場所はございますか?また、作品達に居てほしい場所のイメージなどはございますか?
特にどこが良いというのはありません。何かの縁でお迎えしてくださった方のお気に入りの場所に飾っていただけたら本望です。
それが例えトイレだろうと寝室だろうと気になりません。
舌や肌などの質感に、こだわりを感じる作品も印象的でした。普段どういった素材や、制作にあたって注意をしていることなどありますか?
元々触覚が敏感というか触覚の記憶が残りやすく、「あの作品を作るのにはこの触感が欲しい」と自然に考えているような気がします。
普段の生活でもよく色んなものを触ったり感触を楽しんでいることが多いです。快、不快に関わらず何でも触りたいです。
インテリアにしたいと深層では思っていて、なおかつ五感を刺激する作品ならより面白いと考えています。
現在の作風にたどり着くきっかけや、経緯などがあれば教えてください。
小学3年生までは漫画家を目指していましたが4年生の時に某テレビ番組で特殊メイクに出会い、特殊メイクアーティストに憧れました。
その後「時代は商業デザインだ」と恩師の導きで芸大に入学しデジタルグラフィックやCG等を学びましたが自分にハマらず、自由課題で作った造形物がきっかけで現在の造形が主体の創作活動に至ります。
学生時代に急に造形物を作ろうと思ったのは友人と縁が無くなったのがきっかけでした。
元から話す事が得意ではなく、うまく言葉で人に何かを伝えるのが難しく常に悩んでいたので「気持ちを形にできないか」と思い、頭に浮かんで来たものを一心不乱に作った時に「これが自分の表現だ」と感じました。
一番自分の中でしっくり来るのが現在の陰鬱的な作品で、これが一番気楽で作りながら癒されています。
立体作品を制作するうえで、一番楽しい工程を教えてください。
また、箱フォのメンバーには立体的な作品に詳しくない者が多数おりますが、そういった方向けに制作のポイントなどあれば教えてください。
一番楽しい工程は各ポイントでそれぞれあるのですが、例えば型取りする作品だったら型を外す時だったり、オブジェだったら塗装…でしょうか。
造形物を作るのはとても楽しいのですが、逆に苦痛の方が多いです。
でも、苦痛な事も好きなので結局は全部楽しいのだと思います。
制作のポイントとしては、とにかく作りたいモチーフの観察と様々な素材や物に触れる事が大事だと思います。
絵を描かれている方も観察命だと思いますが、併せて撫で回す事をプラスしていただくと造形力が高まる気がします。
普段のご活動や制作において大切にされていることはなんですか?
作るものにもよりますが、必ず命を感じられる作品作りを心がけています。
精神的なグロテスクさを表現したいので、理由の無い作品や全年齢を対象にしたいので臓物の露出はしません。(今のところ出す理由もないので)
あとは、落ちても砕けない頑丈は意識しています。
自身の作品で一番気に入っている作品や思い入れの深い作品はありますか?
一番気に入っているのは「彼」という作品です。
頭モチーフの作品なのですが、自分の好きな容姿にしました。
「顔は好きだけど、あんたの体も性格も喋らなければ好き」という病んだ作品でした。
お迎え先が決まってとても嬉しいです。今でも手放して良かったと思います。
思い入れがあるのは「HIROSHIMA」という同じく頭部モチーフの作品で、原爆ドームをモチーフにしたものです。
広島の平和記念会館行った際にアイディアが浮かびました。
裏のテーマは卑猥なのですが、自分の中に掲げるテーマの「愛と死、平和と宇宙」が形になっていると思います。
ご自身の目標や夢はありますか?差支えがなければお教えください。
目標は、間違って売れる事(笑)
アングラではなくメジャーなグロテスクになりたいです。(某エイリアンみたいに)
具体的な夢は自分の作品ばかり敷き詰めたギャラリー兼何でも屋をやりながら隠居生活をしつつ生涯現役でいたいです。
あとは叶うならばホラー映画に出たいです。
書ききれないほど夢はたくさんありすぎます。
質問は以上になります。ご協力ありがとうございました!
読んでくださいましてありがとうございました。
下手な文章ですみません。
命を感じられるような作品への熱をお持ちのSYS☆TUNa様。
今後の作品にも期待が高まっておりますよ。
次回紹介するクリエイターさんもご期待くださいね。
ノナカでした。