毒キノコを擬人化する企画

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ドクツルタケ

学名:Amanita virosa

ハラタケ目テングタケ科テングタケ属

解説

北半球一帯に分布し、欧米では「死の天使」(Destroying Angel) という異名をもつ。
その毒性は1本(約8グラム)で1人の人間の命を奪うほど強い。事実、死亡率は高い。
摂食後6 - 24時間で腹痛、嘔吐、コレラのような激しい下痢が起こり、1日ほどで治まり24 - 72時間後に肝臓や腎臓機能障害の症状として黄疸、肝臓肥大や消化器官からの出血などが現れる。
毒成分は環状ペプチドで、アマトキシン類(α-アマニチンなど)、ファロトキシン類(ファロイジンなど)、ビロトキシン類、ジヒドロキシグルタミン酸などからなる。
中から大型で、色は白。柄にはつばとつぼ、そしてささくれがある。

wikipedia(詳細)

擬人化・作者コメント

Destroying Angelの異名の印象が強かったので、背中に羽を生やして頭には輪があるといった姿にしました。
恐ろしい毒の持ち主らしく、真っ白で可憐な見た目なのにどこか恐ろしさを感じさせる子を意識しました。
背景は森の奥です。樹海を探検していたら、うっかり出会ってしまったというシチュエーションです。
背後から射す光と、幻想的な色遣いで神々しさとなにか触れてはいけないものというイメージを表しました。

ncls

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ドクツルタケ擬人化

カエンタケ

Hypocrea cornu-damae Pat.

ニクザキン目ニクザキン科ニクザキン属

解説

摂取後10分前後の短時間で症状が現れる。
初期には消化器系の症状が強く、腹痛・嘔吐・水様性下痢を呈する。
その後、めまい・手足のしびれ・呼吸困難・言語障害・白血球と血小板の減少および造血機能障害・全身の皮膚のびらん・肝不全・腎不全・呼吸器不全といった多彩な症状が現れ、致死率も高い。
また回復しても、小脳の萎縮・言語障害・運動障害、あるいは脱毛や皮膚の剥落などの後遺症が残ることがある。
マイコトキシンとして知られているトリコテセン類(ロリジンE、ベルカリンJ(ムコノマイシンB)、サトラトキシンHおよびそのエステル類の計6種類が検出されている。これらの成分には皮膚刺激性もあるため、手にとって観察するだけでも皮膚炎を起こす可能性がある。

wikipedia(詳細)

擬人化・作者コメント

汁に触れるだけで炎症してしまう世界でもトップクラスの致命的な猛毒をもった子、命を奪い取る、死をテーマにして描きました。
本当はオレンジ色なのですが(服)テーマにそってあえて黒にしました←

あま鴉

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 カエンタケ擬人化

Hydnellum peckii

学名:不明

分類不明

解説

北米及びヨーロッパ圏に生息する生きた樹木に付着し成長する寄生型のキノコである。強烈な印象を与える見た目から、苺クリームや悪魔の歯などと呼ばれている。
だが、成長するにあたって茶色のごく一般的なキノコへと変貌をしていく。
そして実はキノコ自体に毒はないが、強烈な見た目と強い苦みなどから非食用に分類されている。

擬人化・作者コメント

Hydnellum peckiiは画像だけ出回っており、書籍などにもなかなか姿がないので情報を探すのに苦労しました。
ですが、このキノコは情報や毒よりも見た目のグロテスクさが先行します。今回の擬人化では、peckiiに感じたグロテスクさと何かに寄生し生きてる姿、その毒々しいながらも白い表面を持つさまを全て総合して表しました。
見た目がドレス姿の女性なのは、先ほどのイメージを投影し「グロテスクだが気品ある淑女」を描いたからです。
森の中で白い素肌を持ち、赤い液体を滴らせ見るモノを不快にさせ圧倒させる、その姿がこのような擬人化に至りました。不気味さと華麗さを感じて頂ければ幸いです。

Daigon

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Hydnellum peckii擬人化

ハナホウキタケ

学名:Ramaria formosa

ラッパタケ目ラッパタケ科ホウキタケ属

解説

ヨーロッパや北アメリカに分布。
疝痛、吐き気、下痢等をもたらす緩効性の毒がある事が広く知れている。
ピンクのような色をしており、多く枝分かれした珊瑚のような形をしており、高さは20cm程度である。

wikipedia(詳細)

擬人化・作者コメント

緩効性の毒を持っている、ピンク色といった特徴から、毒キノコと言ってもやさしめなイメージでデザインをしました。
手に持っているのは若い葉っぱで、間違って私を食べちゃったらこれで解毒してね?というアピールです。
生態系を考えて秋ごろに生えるようなので、暖色でふわふわした背景を足しました。
総じて、やさしめの印象に見えるように描きました。

itinen

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ハナホウキタケ擬人化

ツキヨタケ

学名:Omphalotus guepiniformis

ハラタケ目ホウライタケ科ツキヨタケ属

解説

主要毒成分はセスキテルペンのイルジンS(Illudin)などとされるが研究途上にある。
毒性分(胃腸系の中毒)イルジンS(illudin S)、イルジンM(illudin M)。
(細胞毒)dehydroilludin M、ネオイルジンA(neoilludin A)、ネオイルジンB(neoilludin B)illudin Sの毒性:LD50:マウス(腹腔 内)50mg/kg。
発光物質 従来、ジヒドロイルジンS(dihydroilludin S)。デオキシイルジンM(deoxyilludine M)も発光物質と考えられていたが、ランプテロフラビンであることが判明している。
摂食後30分~3時間で発症し消化器系の下痢、嘔吐が中心症状であるが、重篤な場合は、痙攣、脱水、アシドーシスショックなどを起こす。死亡例も少ないが報告されている。

wikipedia(詳細)

擬人化・作者コメント

ツキヨということで三日月を持たせて、背景を夜空に。
スカートを連立ツキヨタケに。
地味に髪型がツキヨタケリスペクトで外はねです。
厳つい見た目のキノコではないので女の子にしました。

桜梓

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ツキヨタケ擬人化

シャグマアミガサタケ

学名:Gyromitra esculenta

チャワンタケ目フクロシトネタケ科シャグマアミガサタケ属

解説

おもに春季にマツ属・モミ属・トガサワラ属・トウヒ属などの針葉樹下の地上に発生する。
日本においては、スギ・ヒノキなどの林内でもときおり見出されることがある。
採取したものをそのまま食べれば、食後7-10時間を経て、吐き気・嘔吐・激しい下痢と腹痛、痙攣などを起こす。
重症の場合には肝障害が現れるとともに、脳浮腫とそれに伴う意識障害などが起こり最悪の場合には2-4日で死に至ることがある。
また、学名には「食用になる」の意味があるが、そのままでは毒性が極めて強いため、毒抜きをしたとしても安易に賞味すべきではない。

擬人化・作者コメント

頭部が脳のような凹凸やしわで出来ていて、色なども少々気持ち悪さを感じたので、全体の印象を少し不気味・不健康そうにしました。
ただ、正しい調理法をすれば食べられなくもないらしいので、あまり悪い印象には見えないように小柄な女の子でおっとりしたイメージで描きました。
毒抜き中の揮発に注意とのことで、胞子に見立てた毒を宙に放っています。
本人に悪気はありません。

アマネツユ

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シャグマアミガサタケ擬人化